設置例

長野県
[リンカル]ミッリー515LS/ワインレッド

Y様とMilly515LS

メンテナンスが行き届いた本体

Y様の愛犬 あまりに可愛かったので撮らせて頂きました

Y様の愛犬 あまりに可愛かったので撮らせて頂きました

リンカル社製ペレットストーブを導入された、長野県のY様邸にお伺いしました。

木目とレンガとが調和する、趣と暖かみのあるお宅の中央に、今回のペレットストーブ「Milly 515LS」が設置されています。
設置して数年が経っているとは思えないほど美しく、日々のお手入れが行き届いているのが一目でわかりました。

石油ファンヒーター、薪ストーブを経て、現在ペレットストーブを愛用されているY様に、ペレットストーブへのこだわりをお聞きします。

 

 

まずはペレットストーブを選ばれた経緯をお伺いします。

もともと、主人が「火のある生活がしたい」と言っていたのもあって、以前は薪ストーブを使っていました。
ただ、毎日火の世話をするのが大変で、何とかならないものかと常々思っていて。
そんなとき、たまたま近くのイベントで「ストーブ工房Vesta」さんが出展していて、そこで初めて「ペレットストーブって何?」と思ったのがきっかけです。

ペレットストーブをお知りになったのはその時が初めてですか?

はい。「こんな燃料を使うんですよ」とか、いろいろと説明を聞いて、
「うちは今薪ストーブがあるんです」と言ったら、「そのままの煙突でも付けられますよ」って。

ペレットストーブに決められてから、最終的にこの機種(Milly 515LS)を選ばれた理由はありますか?

最初はもう少し火力の弱い機種を選んでいたんですが、Vestaさんに家を見てもらったら、「この広さならもう一回り大きいサイズの方がいいんじゃないか」ということで、この子(Milly)を紹介してもらいました。

決め手になった条件はありましたか?

まずタイマーが付いてること、火力調節が簡単にできること、あとはデザインですね。
候補はほかにもうひとつくらいあったんですが、こっちのほうがかわいくてデザインが好きだったので。

過去に薪ストーブを使われていた方は、かなり作業が楽になったと皆さん仰られますが、そのあたりの使用感はいかがですか?

すごく楽になりました!
燃料も、上から1日1回1袋入れるだけなので。
掃除については、薪の時だと灰を出すのは月1回でよかったですが、ペレットは毎日やってますから、頻度は増えましたね。
でも一緒にガラスを綺麗に拭いてあげたりしてて、そうするといつもきれいな炎を見せてくれるので、全然苦ではないです。
掃除といっても5分もあれば終わってしまうので。

1日1袋ということですが、1日の使用時間はどのくらいですか?

朝4時間くらいと、夕方16時から夜の24時の計12時間くらいですね。

灯油のファンヒーターを使われていた頃はいかがでしたか?

その頃はファンヒーターを各部屋に1台ずつ置いてて、計3台使っていました。
でもファンヒーターやエアコンにあたってると私が体調を崩すので、もともとちょっと苦手で。

逆にファンヒーターからみると、ペレットストーブは補給の手間も増えるかと思いますが、そのあたりはどうでしたか?

うちはファンヒーターは3台使っていたのもあって、ペレットストーブはこの1台の面倒を見るだけなので、
そこの手間は気にならなかったですね。

続いて、燃料についてお伺いします。

薪ストーブの頃は、父が建築関係の仕事をしていた関係で木の確保はできていたんですが、
それでも毎年シーズンになると家まで運んだり、外に置いておくのもいろいろ手間がかかってました。
それに手に入らない時はやっぱり買わないといけなくて。
ペレットは袋をストーブの横に積んでおいて、減ってきたら簡単に補充できるし、ペレット自体も配達してくれるので負担はないですね。

燃料代はいかがですか?

灯油の時がだいたい1シーズン6~7万円くらいです。
ペレットの使用量は今シーズン130袋程度でしたので、これも6~7万円くらいですね。

実際に使用してみて、暖房能力の面で良かった点などはありますか?

一番は、息子の友達のことで、昔灯油を使ってた時はうちに遊びに来ても「寒いよ~」って言ってたんですが、
これに変えてからは、ドアを開けた瞬間に熱気がぶわっと来るって。「熱い!」って言ってすぐ上着を脱いでます。

来られた方の反応が違うということですね。

みんな「あったかい」って言ってくれるようになりましたね。
最初はちょっと家が暖まるまでに30分くらい時間かかっちゃうんですけどね、一度暖まっちゃうとポカポカと暖かいので。
寒いときは強めの火力でばっと燃やして、あとは一番小さい火力にしておけば長時間暖かいし、勝手に燃料も足してくれるので、
何もしなくていいから楽ですね。
薪の時みたいな「火入れないと!」とか「薪足さないともう寒いかも!」とか「足すの忘れちゃった!火が消えそう!」とか、
そういうのがないので、のびのび落ち着けます。
朝も2階でドアを開けて寝てると、(ストーブが点火して)ふわっと暖かい風が入ってくるのがわかります。
子供は3階に寝てるんですが、「あ~あったかい」って。

3階建てだとけっこう大きな空間になりますよね。

この煙突の周りからすごく暖かくなるので。
冬場も全室ドア開けっぱなしでいるんですが、それでも全然部屋着で居られます。

最後に、現在ペレットストーブを検討中の方に一言お願いします。

面倒なイメージのあるお手入れも、1日5分で十分なので誰でも簡単に使えます。
火を使うと本当に体の芯から温まるので、薪やペレットを使ってる時は風邪も全然ひかなくなりましたし、体調の面でもおすすめしたいです。

貴重なお話をありがとうございました。


ガラスひとつを見ても、本当に愛着を持って日々使って頂いているのがよくわかりました。

未だ「火力が弱い」「燃料が高い」というイメージを持たれることもあるペレットストーブですが、
屋外や大空間の展示会場と実際の家屋とでは、もちろんですが暖まり方も全く異なります。
安定して出力を維持しつつ、十分な暖かさを提供するという本質的な目的を考えたとき
空間に合わせて適切な機種を選択しさえすれば、ペレットストーブはカタログ以上のパフォーマンスを発揮します。


今回取材協力を頂きました、
Y様
リンカルジャパン代理店 ストーブ工房 Vesta 様
ありがとうございました。

「ストーブ工房 Vesta」様  webサイト

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