製品Q&A

木を伐ることは悪いこと?

日本の気候は植物が育つために適した温度や湿度であるため、緑でおおわれた森林が多く存在します。このような森林のうち、現在、林業を目的として育まれた林の多くが、手入れ不足により、不健康な状態となっています。木が密に生えているため林内に光が差しこまず、林床の植物や木自体の成長が阻まれているためです。このことにより、林の土は栄養分を蓄えられずにやせてしまい、雨水をスポンジのように土の中に浸透させること(水源かん養機能)ができなくなってしまいます。(下図 参照)
・健康な林に戻すためには、人の手による適正な管理、特に間伐などの手入れにより林内に光を入れてあげる必要があります。森林は、一本一本の木が健康に育ちあってこそ、豊かな緑の生態系を育むもの。このためには、木を伐り、利用することは、大切なことなのです。

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